高知県のY農場は、約4万羽の鶏を飼育する養鶏農場です。規模や立地面では不利な状況にありましたが、ものづくり補助金を活用して、卵の付加価値を高める戦略をとりました


同農場は、飼料や水にこだわり、ノンポストハーベストで遺伝子組み替えしていないトウモロコシや電子イオン水を使用しました。これにより、「桃太郎たまご」というブランド卵を生産しました。

さらに、同農場は、ゆずの皮を飼料に混ぜることで、ゆずの香りがする生卵「ゆずたま」を開発しました。この「ゆずたま」は、卵独特の臭いが軽減され、アレルギー対応のパンにも適しています。県内外のスーパーや百貨店で販売され、普通の卵の3~4倍の価格で売れています。消費者からも好評で、リピーターも多いです。

また、同農場は、「ゆずたま」を利用した焼き菓子も製造・販売しました。無添加の国産原材料にこだわり、スイーツファンから高い評価を受けています。贈答用のセット商品も開発し、高知県アンテナショップでも販売されています。

Y農場は、ものづくり補助金を活用して、卵の付加価値を高めるとともに、新たな商品を開発しました。これは、補助金の効果的な活用事例と言えるでしょう。