日本の観光地には、多くの外国人観光客が訪れます。彼らは、日本の文化や風景を楽しむだけでなく、お土産物を買って帰ります。しかし、お土産物店には、言葉の壁があります。
外国人観光客にとって、店内の案内や商品の説明が分からないと、購買意欲が減退します。
そんな中、あるお土産物店が、持続化補助金を利用して、多国語化に取り組みました。持続化補助金とは、小規模事業者が自ら経営計画を策定し、販路開拓に取り組むための補助金です。このお土産物店は、多国語化することで、外国人観光客のニーズに応えるとともに、自店の魅力を世界に発信することを目指しました。多国語化の対象となったのは、店内案内や店内POP、自動音声ガイドやホームページなどです。これらの媒体には、英語や中国語、韓国語など、主要な言語に加えて、フランス語やスペイン語など、
マイナーな言語も含まれました。このお土産物店のオーナーは、「多国語化は、外国人観光客に対するサービスの向上だけでなく、自店のブランディングにも効果がありました。持続化補助金のおかげで、お土産物店が国際的な場所になりました」と話しています。