青森県内産の素材を使ったオリジナルプリンの製造・販売やカフェを経営しているN社は、コロナ禍で売上が40%減少する危機に直面しました。そこで、同社は、事業再構築補助金を活用して、独自の密閉製法を応用したレトルト加工のOEM事業に進出しました。

N社のOEM事業は、県内の高品質素材をレトルト加工して、長期保存が可能な食品を製造するサービスです。極小ロットで受注し、販売までをワン・ストップで提供します。レトルト食品は、災害時や非常時に備えて需要が高まっています。
会社側は、「事業再構築補助金のおかげで、OEM事業に挑戦することができました。レトルト加工の技術は、プリンの製造にも活かせますし、県内の農産物の消費拡大にも貢献できます。今後は、OEM事業を主力として、『食のトータル企業』を目指していきたいと思います」と話しています。

事業再構築補助金は、コロナ禍で苦境に立たされた中小企業等が、新分野展開や事業転換などの事業再構築に取り組む際に、最大1億円の補助金を受けることができる制度です。

詳しくは、事業再構築補助金についてのこちらのサイトをご覧ください。

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