審査は大きく3種類
小規模事業者持続化補助金の審査は3つに分かれています。
- 基礎審査 この要件を満たさないと失格の、最低限の要件です。
- 計画審査 経営計画と補助事業計画の加点審査を行い、総合的評価が高いものから採択されます。
- 加点審査 政策的観点での加点審査です。重点政策加点と政策加点があります。
重点政策加点(赤字賃上げ加点・事業環境変化加点・東日本大震災加点・くるみん・えるぼし加点)
政策加点(賃上げ加点・パワーアップ型加点・経営力向上計画加点)
注力すべきは計画審査
Ⅱ.計画審査では以下の点が加点されます。
- 自社の経営状況分析の妥当性
- 経営方針・目標と今後のプランの適切性
- 補助事業計画の有効性
- 積算の透明・適切性
いかにこれらの点を意識して計画書を準備するかが採択のカギです。
加点審査も見逃さない
Ⅲ。加点審査では重点政策加点から1種類、政策加点から1種類、合計2種類まで選択可能です。
重点政策加点の中ではくるみん・えるぼし加点は比較的達成しやすい加点になっています。
これは次世代支援の「くるみん認定」か女性活躍推進法の「えるぼし認定」を受けている事業者への加点です。それぞれのHPを参考になさってください。
政策加点は賃上げ加点、経営力向上計画加点、一般事業主行動計画策定加点は全ての事業者様が検討の余地のある加点といえます。
パワーアップ型加点について事業計画次第です。行いたい事業がこの加点にあたるかどうかを確認することをお勧めします。
そして、事業承継加点、過疎地域加点、は自社の状況次第です。